2018年8月16日木曜日

のんびり

昨日は、の~んびり過ごしました。息抜きできましたね。今日は雨の予報なので、もう一日のんびり過ごして、明日からは少し動きましょう。

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第66回定例会配布資料(一部)公開 第8弾

もっとも新しい調査です。最後になって、本格的な建物が出てくるなんてね! 周辺の調査を続けて欲しいのですが・・・・! (-.-)

東西7間以上の大きな建物です。この辺りは、飛鳥川の氾濫で遺構は残っていないと考えられていた所でした。下の写真でも分かりますが、遺構周辺の土の色が全然違います。川砂ですね。
さて、この建物は、何なのでしょうか? 広場の西端というのも、どう考えたら良いのか・・・。

 
この調査では、調査区は3つ設けられました。その内の3区と呼ばれたところです。ここは、小字「土木」。槻樹(つきのき)の転訛した小字名で、槻樹の痕跡が発見できるのではないかと以前から期待されていた場所です。古くは橿考研がこの北側を調査しているのですが、残念ながら両調査ともに痕跡は見つかりませんでした。で、ここでも掘立柱建物が発見されたのですが、後の時代のもののようです。

今回で、資料公開は終了です。
実際の資料には、関連する『日本書紀』や『今昔物語』の書き出しや飛鳥寺西地域の遺跡(石神・水落)の説明などを掲載しました。
右手首骨折の中、頑張ったと思います。各発掘調査を、順にイラスト遺構図と写真で紹介できたのは良かった。完成が定例会前日になりましたが、今回も思い出に残る定例会になりました。自分で描いて、作ると、少しは頭に残りますので、良い勉強になりました。

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明日、飛鳥遊訪マガジン301号を発行します。
飛鳥・藤原の考古学        あい坊先生
よっぱの素人飛鳥学        よっぱさん

の記事を中心にしています。是非、お読みください!

σ(^^)は、ご挨拶だけで、休ませていただきました。
よっぱさんの記事は、4号連続のシリーズになると思います。σ(^^)は、303号から咲読を開始する予定です。


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