2016年6月19日日曜日

難波宮と大道と大阪

まずは、歴博ロビーで集合。某坊先生が参加されていた某研究会の案内が有ったので、そちらへ行きたかった。(笑) 
 後で、この高床の倉庫に入ることになったのです。ラッキー!
 歴博では、難波宮のコーナーから見学開始。
 窓辺からは、難波宮が公園として残されている部分を俯瞰できます。
 なんでも、高速道路と一般道が並走するのは、日本ではここだけだとか。高架にして難波宮の遺構を破壊するのを避けたからだとか。
 東方官衙跡、黄色いマーキングが柱穴と抜き取り穴のようだった。とすると、ここは塀に挟まれた道(通路)のようだ。こうして示されているだけでも、頑張ってるんだろうなぁ~。でも、分からんやろなぁ~!とか思いながら内裏前殿と後殿へ。

 こちらは、南門跡から北を向いて。朱雀門で良いのかな?
 で、南門の柱の跡を示しているのだと。(^^ゞ ビルの玄関付近に作り置かれていた。けど、半分以上は伸びた植え込みの陰に・・・。
 さて、難波大道から南下です。いきなり坂道! 
 これでもかって傾斜している道路。南に、西に下がっている。複雑な傾斜も見た。
イメージでは、大阪って上町台地は上の方は平らだと思っていた。東西に坂は有ってもね。大阪湾に向かって、河内湖に向かって傾斜しているのは知っていたのだけど、南北にも傾斜がかなり在った。これは歩かないと気づかないだろうね。
難波宮は、ここしかないって所を造成・整地して造られているのね。難波津や難波堀江なんてのが在ったからだろうけど、地形も影響してるんだろうね。

 ここは、細工谷。西に向かって下っているのだけど、ここらに百済尼寺や百済寺があったようだ。
 難波大道を南に下って行く。


 天王寺区には大道(だいどう)という地名が残っている。難波大道に由来する地名なのだろう。
ここから東に向いて緩やかに登って行くと、あべのハルカスが見えてきた。
で、楽しい宴が始まったのでした。皆さん、お疲れ様。(^^)


つづく