2016年1月9日土曜日

マニアック?

第54回定例会の講師 石田先生から、配布資料のチェックが返ってきた。お忙しいのは分かっているのだけど、σ(^^)らの目では確認できないものも有るのでお願いしたのだけど、ありがたい限りです。細かなところも、きっちりと見てくださったようで、何ヶ所か修正個所をお知らせくださった。

藤原宮ともなると、使用瓦の種類も膨大になります。改范とかも有るだろうし、范の移動なんてのも有るんだろう。それらを系統立てて整理するのに必要な型番など、素人には到底わからないですよね。それを覚える必要もないのだと思う。けど、この型番ってなに? と思ってもらいたかったのです。それで、今回は型番付きで瓦をずらっと並べています。藤原宮を造るのに、どれほどのものが必要だったか、どれほどの人が動いたのか、どれほどの工夫がなされたか、組織だった動きを想像していただければと思ったのです。
6233Ba-6642A 例えば、瓦の写真にこんな風な数字とアルファベットが書いてあります。軒丸と軒平のセットを表しているのです。決して、素人が覚える必要なんてありません。ふーんって見ていただければと。(笑) 




普通、素人はそういう事をあまり想像しないですからね。持統天皇が造った都。3代の天皇が使った短命の都としてのイメージしかないかなって思うのです。初めて造られた都って、どんな風に造られていったのか、考古学の成果を少しでも纏められたらうれしいのですが、なかなか素人には難しい。今回は、両槻会が取り組んだ藤原宮・京の考古学第2弾になりますかね。

さて、市民大学に出席するので、準備に掛かります。