昨日は、「キトラ古墳と天の科学」シンポジウム風を聴講した。記念講演部分のみの聴講になったのだけど、難しい! 特別展を見学して少しは分かったつもりでいたのだけど、分からんかった。(^^ゞ 文字や資料や画像では分かるけど、聞くだけではやっぱ難しい。(-_-;) 先生方もお一人持ち時間が20分程度なので、難しいのだろうな。端折っておられると思うので、σ(^^)には余計に難解だった。(ノД`)・゜・。 図録でしっかり学びましょう。(^^ゞ
で、途中退席で向かった先は、高松塚古墳の壁画修理室。星宿図の初公開を楽しみに壁画の見学です。
少人数の班に分かれての見学でした。σ(^^)は20名程度の班で、ガイダンスを受けてから修理室の見学通路へ。もちろんガラス越しなのだけど、お目当ての星宿図を見てきた。残念ながら、2石に分かれて描かれている東側の「房」「氏」「亢」「角」くらいしか見えなかった。出来たら南の7宿を見たかったのだけど、僅かに数個の星が見えただけだった。元々残りの良くない部分なんだけどね。平面に置かれているので、真上から見るようには分からない。けど、本物だけが持っている風格のような気が感じられるように思った。見る方も緊張感があったせいかな?
驚いたのは、あのカビだらけの壁画がかなり綺麗に回復していることだった。乾燥させているので白っぽく見えますと説明を受けたけど、カビで煤けたように見えていたのが絵柄がはっきりしたように見えた。地味な努力の積み重ねのお陰かな。
σ(^^)、初めてだったのですが、行って良かったなと。(^^)
で、情報もなく行ったのだけど、なんと無料シャトルバスが、資料館やキトラ経由の飛鳥駅に向かって出ていた。(^^) こういうの良いね! 関連するキトラ古墳の特別展と合わせて見学すると、より壁画の世界に入って行けると思う。
キトラコースも結構遠いので、バスで素通りとはいえ、復元墳丘や変わり果てた檜前を見るには良いのではないだろうか。(>_<) なんだか、建物が一杯建っていた。たぶん、位置的には古代の建物を踏襲する位置に建ててあるのだと思うのだけど、違和感が・・・・。檜前周辺は、雑木林が良いな。
檜隈寺跡の直ぐ北側
檜隈大田遺跡付近
キトラ古墳周辺
復元キトラ古墳墳丘
何だかこんなにしなくても良いのになぁ~と思うのは、σ(^^)だけだろうか・・・。来年秋に完成するのだそうだけど、1度は行くでしょうけど、檜前の魅力はもうなくなった気がする。
広い車道が真中を走り、芝生広場やガイダンス施設。トイレは良いと思うのだけど、何だかなぁ~。
彼岸花の絨毯が綺麗で出かけた、あの檜前は無くなる。