2015年10月17日土曜日

小咲読1

第53回定例会「うみにあうてら-海会寺-」は、JR和泉砂川駅から会場となる海会寺跡や泉南市文化財センターまでの道中も見どころが有ります。

熊野街道を歩くのですが、古い民家や町並みを見ることが出来ます。両槻会では、前回・前々回と飛鳥周辺の古民家を見てきましたが、下の写真をご覧ください。熊野街道に見られる「妻入り」という形式の建物です。建物の妻側に出入口が設けられています。その下は明日香村岡の古民家(平入り)ですが、違いが分かりますか?


ウィキペディアによると「建物の各面の呼び名として、長辺側、あるいは屋根の棟(むね)(大棟)と平行な面を平(ひら)といい、短辺側、あるいは屋根の棟(大棟)と直角な面を妻(つま)という。
日本の寺社建築・旧街道沿いに残る商家等の町屋建築における「平入り」(平入、ひらいり)や「妻入り」(妻入、つまいり)とは、建物のいずれの面に正面出入口があるかによって分類した様式で、平入りは上述の「平」の側に出入口があるものを指し。「妻」側から出入りするものを妻入りという。」
妻入りの建物は、伊勢市(宇治山田)などをはじめ、所々に残るようなのですが、泉南市の熊野街道沿いは独特なようです。街道沿いは妻入り建物が建ち並び、そのひとつひとつに「角屋(カドヤ)」と言われる、一段低い屋根を持つ建物が付属しています。(泉南市観光協会HPより)
言葉は難しい! けど、一目瞭然。こんな、町並みも見て歩きましょう。

第53回定例会参加希望と書いて、下記両槻会事務局までメールにてお申し込みください。
asukakaze2@gmail.com 

妻入りの建物って、町並みになりにくいだろうね。だって、雨水の処理のために、家々の間に溝を必要とするから密な町並みにならないよなぁ~。
今井町や明日香村岡を見慣れているので、とっても不思議な町並みです。
ただ、泉南市の場合、町並みと呼べるほど残っていないのが現状のようですが。


風人飯
茄子のボローニャ風
美味しかった。(^^) 相変わらず盛り付けは下手。(^^ゞ