2015年4月22日水曜日

面白いものを入手

手続きを踏んでいるので、使用も掲載も出来る。けど、どう使うかはまだ決めてない。何かって? うん! 1948年の飛鳥の航空写真♪ 米軍撮影のものです。
飛鳥の中心部も家が少ない! 大字ごとに民家が集中して、繋いでいる道路に沿っては、ほとんど無い。昔の田舎って、こんな感じだったよな。(^^ゞ 写真は、σ(^^)より年上です。(笑)
五条野町に家が無い!当たり前ですね。σ(^^)は、あの住宅地が出来つつある景色を覚えているもん。 丈六付近もほとんど家が無い! というより、国道沿いに家が無い。(^^ゞ ずっと、両側は田んぼが続いている。やはり、大字ごとに民家が集中しているのが分かります。今の我が家も田んぼだったみたいです。

興味深いのは小山田遺跡の辺りで、もちろん今の学校もない。学校が出来る前の地形がわかります。北の丘陵から伸びた痩せた尾根の先っちょ。両側が浅いけど谷地形になっている。菖蒲池古墳との間にも谷地形が在って、棚田状になっているみたいだ。丘陵は、何段(四段?)かになって高いところがあるみたいで、おおむね四角い形の土地が重なっているみたいに見える。不自然な感じもするのだけど、尾根の先端は四角くなっている。
菖蒲池古墳はハッキリしないのだけど、その西の宮ケ原1・2号墳はこれ?と思える茂みの隆起があるように見えるのだけど、心の目で補正した結果かもしれん。(笑)
五条野の本来の地形を見たのは、初めて。面白い! 入手してから、ずっと見ていた。(笑)

今のように史跡がくっきりと写真に写っていないので(公園化されていないので端が分かりにくい)、石舞台古墳でさえこれか?って探さないと分かりにくい。解像度が低いので、拡大するとボケてくるんですよね。
くっきりはっきり分かるのは、二つの前方後円墳。五条野丸山古墳は周濠堤がハッキリ写っていて、へーって思った。欽明天皇陵もよく分かる。意外と分かるのが中尾山古墳。整備される前は、周囲に樹が少ないんですね。天武持統天皇陵や文武天皇陵は、さすがに分かります。お寺は、だいたい分かるかな。意外なのは、全域を通じて樹木が少ないなって。また、丘陵のぎりぎりまで耕作地になっていること。斜面の地肌がむき出しになっていること。なんだか不自然な感じがした。終戦直後の特別な事情が反映しているのだろうか。。。

たぶん、ずっと見ているだろうと思うので、良い玩具を手に入れたものである。(^^)