「飛鳥時代の土木技術」 奈文研 青木敬先生
日時 : 11月16日(第3土曜日) 13:30開演
会場 : 飛鳥資料館講堂予定
事前散策有り (事前散策のみの参加は出来ません)
事前散策
近鉄大福駅 9時30分集合 約7キロ強 講師随行
吉備池廃寺跡→磐余池?→奈文研藤原宮跡資料室→大官大寺跡→奥山廃寺→飛鳥資料
青木先生から頂いた講演概要:::
寺院や宮殿の跡を訪ねると、周囲より高く盛り上がった土壇がしばしば残っています。この土壇が建物の土台部分の場合、基壇と呼びます。普段はとくに気にも留めない基壇、しかし、その内部を解剖してみると、実は高い水準の土木技術によってつくられており、古代の技術がうかがえる格好の例なのです。さらに、基壇のつくりかたには、いくつかの系統が存在し、それぞれが古代の東アジア諸国の動向と密接に関わっていることがあきらかになりつつあります。今回は、基壇のつくりかたをはじめとした古代の土木技術にスポットを当て、古代の飛鳥と東アジアを考えてみたいと思います。
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土壇、1400年間残ってきたものの一つですね。瓦も土器も遺構もそうですが、それらから見えてくるダイナミックな東アジアの情勢や我国の状況。教えていただくまで、まさか土くれからそのような事が分かるとは思ってもみませんでした。
こういうお話を聞いていると、ワクワクしてきます。申込受付は、9月第40回定例会後に開始します。今から、スケジュールを入れておいてくださいね。(^^)
さて、あい坊先生から、飛鳥遊訪マガジン寄稿の原稿をいただいた♪ これまた、事務局特権で読ませていただいたのだけど、この原稿で連載していただいた舒明朝も完結。面白いです♪ 是非、一から読み直したいと思っています。(^^) こちらもお楽しみに。
あっ! 次号飛鳥遊訪マガジン(23日発行)では、あい坊先生の第8話を掲載します。
秘かに飛鳥通史になることを願っている。あくまでも秘かにです!