2013年7月15日月曜日

光のボランティア募集

9月14・15日に行われる「飛鳥 光の回廊」の飛鳥資料館会場での点灯ボランティアを募集します。両槻会定例会として、このイベントに+αを加えて両日または1日、サポートしてくださる方を求めています。

詳細は、両槻会だけで決定できませんので、まだ発表はできないのですが、定例会の予定としては午後1時頃集合して独自の予定を消化後、4時頃からカップロウソクを配置します。約3,000個が準備されています。光の地上絵や全体のデザインは、飛鳥資料館から公募される予定です。一昨日の定例会懇親会でも、皆さんから様々なアイデアをいただきましたので、参考にさせていただくことになります。
実質的な作業は、カップロウソクに砂を入れて転倒しないようにする作業後に、デザインに従って飛鳥資料館前庭に配置、ロウソクをその中に納めて行きます。午後6時からは、点灯作業になります。第一にお願いする作業は、以上になります。、
お弁当・お茶の支給が有りますので休憩していただいた後、他会場を巡っていただくのもOKです。

また、趣向をこらした飛鳥資料館ナイトミュージアムの来館者サポートとして、引続きお手伝いをしていただければと思っています。展示解説ってほども大変なことはしません。入館された方のお相手をする程度のこと、展示物を見ていただいて楽しんでいただけるようにするのが役割です。もちろん、集合後に学芸員さんの見本トークを実地体験していただきますので、ご安心を!
難しく考えないでくださいね! 昨年もやりましたが、とても楽しいですよ♪ 来館者さんの反応にも、自分たちが充分に満足感を与えてもらえます。休憩しながら、無理のない範囲でお手伝いください。m(__)m

両槻会独自イベントの内容は、今暫し発表をお待ちください。どの程度時間を取れるかが分かり次第、皆さんに発表したいと思っております。

ふー! 昨日は、定例会直前のバタバタの疲れが出て、何もしないで一日を過ごしました。ぼー!
といっても、家事は最低限していますが。
網先生から教えていただいたことや、自分で考えたことなどを頭に巡らせながら、渡来系と呼ばれる人たちのことを思い描いていました。
東漢氏と呼ばれた人たちが、いつの間にか、そう呼ばれなくなっていることに気付きました。飛鳥時代の後半には、個々の氏族名で記録されている彼ら。そのような目で、書紀を読み直せば良いのでしょうがその気力は今は有りません。おそらくその時期は、乙巳の変ではないかと思うのです。
蘇我という大きな後ろ盾を無くした彼らは、徐々に官人化されて政府を構成する組織に吸収されていくのかなと。坂上直○○・書直○○そんな書き方が目立ってきます。壬申の乱の大海人皇子軍の将軍や活躍した人の中に、多くの東漢氏が名をとどめています。
例えば、こんな人たち。
書直智徳・書直成覚・民直大火・民直小鮪・大蔵直広隅・坂上直国麻呂・坂上直熊毛・坂上直老・路直益人・長尾直真墨・倉墻直麻呂・谷直根麻呂・蚊屋直木間・・・・。
だのに、東漢直○○とは、一度も書かれていません。

あっ!東漢氏の全てが大海人軍に参加したわけではありません。大友軍にも、書直薬・・谷直塩手などの名が見えます。

官人化され政府組織に取り込まれて行く彼らは、網先生の言葉を借りれば、東漢という氏族のアイデンティティーを取り戻すためのモニュメントとして、檜隈寺が必要であったのかと思いました。だからこそ、それまでに飛鳥地域では造らなかった半島の色が濃い瓦積基壇や特異な伽藍配置の寺を必要とし、造ろうとしたのかも知れませんね。

そんなことを、ぼんやりと妄想しています。(^^ゞ これを余韻という。(笑)