注目の柱穴は建物か塀なのか明確ではないようですが、6個と7個の2グループに分かれるようですので、建物っぽいのかな? 門が付いていたのかも知れないので、確定は来年の調査かな?
建物であっても、塀であっても、槻樹の広場から初めて検出された建築物。ただの家では絶対にないわけで、やっぱ留守司などの施設の一部や、広場での儀式に関わるものであるのは間違いないですよね。石敷より古い時代だと思うので、斉明朝の可能性も有るのかな? 近江朝や壬申の乱時だと間違いなく留守司ですか。増々面白くなってきた。
高坂王だとか、熊さん(坂上直熊毛)だとか、吹負さん(大伴)だとかが右往左往した場所が見つかったかも知れないのですからね。これは面白いです。
大伴も坂上も武に秀でた氏族なので似合っているけど、高坂王って何者なんでしょうね。よく分からんそうですが。(^^ゞ
飛鳥寺西方遺跡に興味を持たれた方、詳しく知りたい方は、両槻会第42回定例会にお申し込みください!
asukakaze2@gmail.com まで、メールにて。
第42回定例会 両槻会主催講演会
「飛鳥寺西をめぐる諸問題」
講 師: 相原嘉之先生(明日香村教育委員会)
開催日: 2014年2月1日(土)
開 演: 13:00(予定)
会 場: 飛鳥資料館 講堂
定 員: 40名
申 込: 受付中(定員になり次第締切)
運営協力金: 1,000円 *傷害保険料含む・学割有り
備 考: 5km程度の事前散策を予定しています。
*事前散策のみの参加はできません。
事前散策ルート(予定):
橿原神宮前駅東口→和田池→豊浦寺跡→水落遺跡→
飛鳥寺西方遺跡→石神遺跡→宮ノ下遺跡→八釣→
山田寺跡→飛鳥資料館 (約5km)
詳細は、第42回定例会予定ページをご覧ください。
http://asuka.huuryuu.com/yotei/teireikai-42/yotei-42.html
で、σ(^^)、東西溝が面白いなって思ったのです。2011年に検出された東西溝や南北溝とよく似ている。幅が少し違うようですが、見た目はよく似ているので一連の溝なんでしょうね。広場の真中にある溝! 何の目的で? 普通1m幅もある溝って邪魔ですよね。周囲に配置された溝ってのは分かるけど・・・。で、調査区東側の前回の調査区では検出されていないので、調査区外で南に曲がっていたってことになりますよね。?? どこに繋がるのでしょう? 広場の区画なんかな?
分かれば分かるほど深まる謎! まだまだ楽しませていただけそうです。
さて、これも含めて、遺構図を描かないといけませんね。(^^ゞ 図面とか入手できるのかな?
描けば、↑のことも、推理出来るかも知れませんね。頑張ろう!
場所はこんな感じ(不正確です)
21日の藤原宮現説が、午後から1回のみのようだ。(T_T) ちら見しただけなんだけど、面白いと思うのだけど、予定が被った!(>_<) 1時から現説、帰ると2時。間に合わない! (T_T) アフターは問題なく間に合うのだけど、アフターだけってのもね。(^^ゞ それしかない? 奈文研さん!朝からやってよ。(-"-)